東方酔狂華 取扱説明書



背景配布:A/LAKE


1.東方酔狂華とは

東方酔狂華は東方プロジェクトのキャラを使用としたWEB対戦バトルロイヤルゲームだ。
東方酔狂華は東方人狼裁のインターフェイスを流用して創られているが、ルールは比較的簡単なため、容易に参加が可能なゲームといえよう。


2.ストーリ

ある日、幻想郷にいつも通りの様でいて、何処かが違う――日常が訪れた。 弾幕合戦はよく見る光景、しかし幻想郷中の力のある人妖達が無差別の弾幕合戦を始めたのだ。
理由も意味も無い、わけではない。だが、諍いの理由はいつもなら笑って過ごせるモノ。
それを見過ごせずに、終わり無い弾幕を。終わりが見えれば、次へと無限連鎖を引き起こしている。
永遠と繰り返される弾幕合戦に頭を痛めたのは幻想郷担当者である閻魔こと四季映姫である。
頼りの博霊の巫女もまた弾幕合戦に組み込まれていたからだ。
業をにやした閻魔は弾幕狂と化している人妖達を集めて、弾幕大会を行う事に決めた。
弾幕狂同士、思う存分戦えばこのふざけた弾幕合戦も収まるだろう、そんな理由で。
そして、閻魔によって呼び出された人妖たちは、思い思いに集まったのだった。


3.東方人狼IDの登録

東方酔狂華に参加するにはまずID登録ページにて、東方人狼IDを登録する必要がある。
IDを登録するにはフリーでも構わないが、メールアドレスが必要だ。
IDの登録が済めば、入力したパスワードが送られてくる。※1
東方人狼IDとパスワードを入手すれば、東方人狼への参加準備は完了である。※2

※1 私にも同じ内容のメールが送られてくる。
※2 参加する前にこのマニュアルを熟読してもらいたい。


4.ラウンジについて

ラウンジでは試合シナリオの大会(東方酔狂華)と裁判(東方人狼裁)、雑談シナリオの大宴会・相談会に移動できる。
対象の場所にチェックをつけ、ログインボタンを押せば移動できる。
注意してほしいことはIDとパスワードを入力した状態でログインしないと、観光客専用になってしまう事だ。※1
新規参加する場合または既に参加している場合は自分の東方人狼IDとパスワードを入力した状態でログインするのを忘れないでほしい。

※1 IDとパスワードを間違えても同じ。


5.各シナリオの違い

試合シナリオは東方酔狂華では大会、東方人狼裁では裁判となる。

東方酔狂華の大会は3名〜13名の人妖達が対戦する場所である。
詳細は6以降で詳しく解説するため割愛させてもらう。
東方人狼裁の裁判の詳細は「東方人狼裁 取扱説明書」を参照してほしい。

雑談シナリオの大宴会・相談会は試合とは異なり、ただの雑談場所だ。※1
大宴会・相談会は反則は基本存在せず※2、話題フリー、何回でもキャラに入ったり抜けたりでき、新作旧作同名キャラの同時参加禁止の制限もない自由な場所といえる。
管理人が意見・要望を聞いたり、RPや操作の練習場所、裁判開催までの控え所という位置づけである。
登録したばかりで発言など基本インターフェイスが分からないPLは一度大宴会・相談会に入って練習するといい。
東方酔狂華について分からない事があったら質問してみるのも悪くない。

※1 ペース欄に「雑談」と表示されているのが大宴会、「相談」と表示されているのが相談会。
※2 試合内容について語りあうのはさすがに反則だと思う。


6.参加方法

東方酔狂華に参加するには、現在稼働中のシナリオに参加可能キャラがいる必要がある。
参加するには東方人狼ID・パスワードを入力した状態で該当シナリオにログインしてほしい。
そして、「行動:参加」「対象:(参加したいキャラ)」を選択した状態で行動ボタンをクリックすると参加できる。※1
参加後は1分間のマスク(発言不能状態)になる。これは試合の覚悟を決めるのに必要な時間だ。


※1 参加は早いものの勝ちであるため、先に他のPLが入られる場合がある。


7.離脱方法

離脱とは東方酔狂華の参加を取り消す事だ。
予定が変わって試合に参加できなくなった、入っては見たもののやっぱり参加するのを止めたくなったと思った人は離脱してほしい。
離脱するにはそのキャラでログインした状態で、「行動:離脱」「対象:(離脱したい自キャラ)」を選択した状態で行動ボタンをクリックすると離脱できる。
一度離脱シナリオは二度と参加できなくなるので、注意してほしい。


8.ルールについて

東方酔狂華の大会とは3名〜13名の人妖が参加可能なバトルロイヤルである。※1
1ターンにつき1行動が可能であり、勝利条件を満たしたものが勝者となる。
それぞれHP100から始まり、各種行動で0になったものは撃墜され、戦闘不能になる。
戦闘不能になったものは病院送りになり、戦闘行動は勿論の事、病院以外での発言はできなくなる。
また、1体撃墜するたびにHPは20増える。HPの上限は特に定められていない。
敵の攻撃を受けず、多くの敵の止めをさした者が勝利に近いといえよう。※2

※1 試合開始後は新しい枠での途中参加はできない。
※2 それでも集中攻撃されたら撃墜されるけどね。


9.エンディングの種類

1.タイムオーバー
  弾幕大会で25日を超過した場合、時間切れで勝利なしの全員敗北となる。

2.弾幕大会優勝
  弾幕大会で残り1名になった場合、その者の勝利となる。


10.場所

東方酔狂華は状況により、移動可能・発言可能な場所が異なる。


1.博麗神社
  博麗神社は無実側・犯人側に関係なく、発言可能な場所であり、大会を実際に行う場所である。
  ただし、撃墜されて戦闘不能になったものは発言不能となり、閲覧のみ可能となる※1。
  観光客は博麗神社の閲覧のみ可能である。

2.妖怪病院
  妖怪病院は怪我をした人妖達が傷を癒すための場所であり、撃墜されて戦闘不能になった人妖のみ移動・発言可能である。
  無実の人妖が戦闘不能になると、それ以降大会に参加する事はできない。※2

3.心の中
  13人の人妖、個々に持っている自分専用のつぶやき場所である。※3
  自分の頭で考えている事なので、試合終了または離脱して他の人妖が同じ位置に入ってくるまでは誰にも見られる事はない。

※1 撃墜されたものは治療のため、博麗神社を訪れる事ができない。河童が発明した妖怪ラジオでその後の展開を聞く事は可能。
※2 現在の大会の状況を聞いたり、同じく治療中のものと会話して、終わるのを待つしかない。
※3 私用の心の中もあるけど、あそこは映姫様と兼用ね。


11.ゲームの流れ

東方酔狂華は大会の進行状況により、3つの状態に分けられる。
開始前の状態を「始まりの宴」、試合中の状態を「大会中」、試合後を「終わりの宴」という。
新しい大会が開催された時点でまず「プロローグ」となり、大会参加者を募集する。
各シナリオの開始時間になった時点で5名以上の人妖が参加していた場合、試合が開始され「大会中」となる。
大会はゲーム中時間で最大25日で終わる。1日にかかる更新時間は3〜5分程度である。
22時開始の4分更新大会の場合は最長でも25日×4分=100分で、23時40分に試合が終わる計算である。
試合が終了したら「終わりの宴」になる。終わりの宴になった時点で、参加者のPL名・全ての場所は公開され、試合の感想会などを行う。


12.コマンド

東方酔狂華では以下の戦闘コマンドは使用して、バトルロイヤルを行う。
使用する相手の戦闘コマンドに依存するものもあるため、注意が必要してほしい。

1.弾幕攻撃(対象:自分以外)
指定した相手に10ポイントのダメージを与える。
相手が自分に対してカウンタースペルだった場合、クリティカルとなり15ポイントのダメージを与える。

2.スペルカード(対象:自分以外)
指定した相手に20ポイントのダメージを与える。

3.カウンタースペル(対象:自分以外)
指定した相手がスペルカードで攻撃してきた場合、カウンターで30ポイントのダメージを与える。

4.ラストスペル(対象:自分以外)
指定した相手に50ポイントのダメージを与える。
ラストスペル使用時はバリアを展開し、弾幕攻撃、スペルカード、ラストスペルの攻撃を無効化する。
HP50以下になった場合、1回のみ使用可能。

5.気合避け(対象:自分以外)
指定した相手がラストスペルで攻撃してきた場合、気合で避け切り、反撃で10ポイントのダメージを与える。


13.ルール補足

1.行動順について
戦闘はランダムで決定された順に行われる。
相手行動依存型のカウンタスペル・気合避けについては行動順は特に関係ない。

2.行動未セットキャラの場合
試合中、行動が未セットだった場合は流れ玉により20ポイントのダメージが与えられる。
このダメージは戦闘コマンドによる弾幕戦より前に発生する。

3.戦闘不能者への攻撃の扱い
自分が攻撃先に指定している対象が攻撃前に戦闘不能になった場合、攻撃は不発に終わってしまう。※1
ただし、ラストスペルのバリア展開については攻撃不発時も有効である。

4.決勝戦について
バトルロイヤルのターン終了後、2名残っていた場合は決勝戦となる。
その場合、ボーナスとしてHPが+20、ラストスペルが使用可能になる。

※1 戦闘不能者を追加攻撃して、HPが増えるという事はない。


14.反則行為

反則行為は誰に対しても有効である。 反則行為をした者がいたら無条件で攻撃してほしい。


1.システムメッセージのコピー
  現在設定している行動に関するシステムメッセージのコピーを禁止する。
  東方酔狂裁は行動に関する発言の真偽を読む必要がある心理ゲーム的要素もあるためだ。


2.試合外での作戦会議
  該当大会外での大会の内容を相談する行為の一切を禁止する。
  また試合参加者の目に止まる可能性がある場所での作戦議論も同様に禁止する。これは自分が試合に参加・不参加に関わらずである。
  試合はあくまで参加しているPLでするもの、参加していない者の発言で試合が左右されることはあってはならない。
  大宴会・相談会で現在進行中の大会の試合内容について語るのも禁止する。


3.脅迫行為・暴言・罵詈雑言等
  試合に関して熱くなりすぎて相手に対してあまりにも酷い発言をする事を禁止する。
  いくら真剣勝負でも、『試合・ゲームなのだから相手を傷つけるような発言は控えるべき』である。
  大会参加者の減少にも繋がるので反則にさせてもらいたい。


4.その他
  それ以外にもあきらかに反則行為としか言えない様なものがあったら相談して反則行為にしても構わない。
  反則行為か迷うことは特に反則ではない。


15.注意行為

注意行為とは反則行為でこそないが、マナー的によくない行為。この行為をしている人が見かけたら注意してほしい。
注意しても駄目だったら反則行為扱いで問題ない。


1.魂CO
魂COはキャラになりきる、RP前提の東方人狼では好ましくない。東方以外の特殊RPは構わないが、魂をバラすとさすがにRPは成立しなくなるといえよう。 エピローグを迎えるまでは魂COは禁止である。


16.最後に

裁判に引き続き、この大会についても閻魔様の手伝いをする事になった。
それ自体は光栄な事だが、比較的静かな裁判と違い、派手な弾幕戦を長きに渡り見続けないといけないため、疲れてしまう。
正直、途中で帰ってしまいたいと思った事は一度や二度ではない。あの妖怪の様に。※1
しかし、これもまた私の役目、最後までやり遂げる覚悟だ。

一刻も早く、この意味のない弾幕戦争に終わりが来る事を願って、結びとしたい。

※1 いつも弾幕大会を見物している妖怪の事。新手の観光客かもしれない。




Copyright (C) 2008 「東方酔狂華」運営委員会 , All rights reserved.