東方酔狂宴 取扱説明書
謎の妖怪
＜クリックで妖精編タイトル＞
１．東方酔狂宴とは
東方酔狂宴は東方プロジェクトのキャラを使用とした最大６２名参加可能なオンラインＲＰＧ。
東方酔狂宴は東方人狼裁のインターフェイスを流用して創られているが、ルールは比較的簡単なため、容易に参加が可能なゲーム。
ＰＬは幻想郷の仲間となり、ある異変の解決をする事が目的である。
このゲームは以下の特徴がある。
・敵と戦う事で経験値とお金を獲得する。
・仲間と協力して戦う事ができる。
・お金で回復アイテムを購入し、戦闘中に自分と仲間に使用できる。
・お金でスキル本を購入し、能力値をアップさせる。
・戦闘方式は時間固定のターン制。各種コマンドを選択して戦闘を行う。
・合体スペル、結界、融合、最終モード等、多彩な特殊コマンドが存在する。
・後半ボス戦は会話イベントがある。
・マルチエンディングである。
・雑談兼用である。
２．ストーリ
ある日、幻想郷にいつも通りの様でいて、何処かが違う――日常が訪れた。
弾幕合戦はよく見る光景、しかし幻想郷中の力のある人妖達が無差別の弾幕合戦を始めたのだ。
理由も意味も無い、わけではない。だが、諍いの理由はいつもなら笑って過ごせるモノ。
それを見過ごせずに、終わり無い弾幕を。終わりが見えれば、次へと無限連鎖を引き起こしている。
次第に苛烈さを増し、近年で稀にみるほどの規模となった 。
終いには勢力同士の対立となったほどである。
頼りの巫女と普通の魔法使いも異変に組み込まれていた。
留まることがない弾幕合戦は幾夜にも続いた。
負傷者は増え続け、第二次妖怪大戦になるかと思われた。
しかし、今起こっていることに疑問を用いた者達は行動を起こし動き始めたのだった。
名誉、正義、力…各々の目的は違えど利害が絡み合い、根本を目指していく。
３．東方人狼ＩＤの登録
東方酔狂宴に参加するにはまずＩＤ登録ページにて、東方人狼ＩＤを登録する必要がある。
ＩＤを登録するにはフリーでも構わないが、メールアドレスが必要だ。
ＩＤの登録が済めば、入力したパスワードが送られてくる。※１
東方人狼ＩＤとパスワードを入手すれば、東方人狼への参加準備は完了である。※２
※１ 私にも同じ内容のメールが送られてくる。
※２ 参加する前にこのマニュアルを熟読してもらいたい。
４．ラウンジについて
ラウンジでは大戦シナリオ（東方酔狂宴）、裁判シナリオ（東方人狼裁）、雑談シナリオ（相談会）に移動できる。
対象の場所にチェックをつけ、ログインボタンを押せば移動できる。
注意してほしいことはＩＤとパスワードを入力した状態でログインしないと、観光客専用になってしまう事だ。※１
新規参加する場合または既に参加している場合は自分の東方人狼ＩＤとパスワードを入力した状態でログインするのを忘れないでほしい。
※１ ＩＤとパスワードを間違えても同じ。
５．各シナリオの違い
大戦シナリオは６章以降で詳しく解説している。
東方人狼裁の裁判の詳細は「東方人狼裁 取扱説明書」を参照してほしい。
雑談シナリオの相談会は試合とは異なり、ただの雑談場所。※１
相談会は反則は基本存在せず※２、話題フリー、何回でもキャラに入ったり抜けたりでき、新作旧作同名キャラの同時参加禁止の制限もない自由な場所といえる。
管理人が意見・要望を聞いたり、ＲＰや操作の練習場所、裁判開催までの控え所という位置づけである。
登録したばかりで発言など基本インターフェイスが分からないＰＬは一度相談会に入って練習するといい。
東方酔狂宴について分からない事があったら質問してみるのも悪くない。
※１ 「相談」と表示されているのが相談会。
※２ 試合内容について語りあうのはさすがに反則だと思う。
６．参加方法
東方酔狂宴に参加するには、現在稼働中のシナリオに参加可能キャラがいる必要がある。
参加するには東方人狼ＩＤ・パスワードを入力した状態で該当シナリオにログインしてほしい。
そして、「行動：参加」、「対象：（参加したいキャラ）」を選択した状態で行動ボタンをクリックすると参加できる。※１
参加後は１分間のマスク（発言不能状態）になる。これは参加の心の準備に必要な時間だ。
※１ 参加は早いものの勝ちであるため、先に他のＰＬが入られる場合がある。
７．離脱方法
離脱とは東方酔狂宴の参加を取り消す事だ。
入っては見たもののやっぱり参加するのを止めたくなったと思った人は離脱してほしい。
離脱するにはそのキャラでログインした状態で、「行動：離脱」、「対象：（離脱したい自キャラ）」を選択した状態で行動ボタンをクリックすると離脱できる。
大戦の参加枠にも限りがあるため、発言・戦闘などを長期間行わなかったものはＧＭの判断で強制離脱される場合がある。
８．能力・ステータスについて
１．ＨＰ（ヒットポイント）
人妖の体力。 ＨＰが１以上になるまで戦闘に関する行動が可能。
０以下になると戦闘不能になり、アイコンも灰色になる。
主な回復手段は以下の３つの方法がある。
１）回復アイテムの使用：使用量に応じて回復（戦闘時のみ可能）
２）戦闘で勝利する：完全回復（戦闘終了時に自動的に行われる）
３）病院で治療する：（非戦闘時のみ可能）
戦闘で敗北（＝全滅）した場合は病院で治療する必要がある。
ＨＰはレベルとＨＰ上昇スキルを上げる事により上昇する。
２．ＬＶ（レベル）
人妖の戦闘力。この値が高い程、ＨＰ・攻撃力・パワー初期値などが高くなる。
敵を倒し、経験値を一定値溜めると上がる。
レベルを上げるために必要な経験値はレベルによって異なる。
３．経験値
敵を倒す事により、取得できる。
取得できる経験値は敵の強さや場所によって異なる。
経験値取得ＵＰスキルを上げると、取得できる経験値が増加する。
４．お金
敵を倒す事により、取得できる。
取得できるお金は敵の強さや場所によって異なる。
お金取得ＵＰスキルを上げると、取得できるお金が増加する。
お金は主にスキル・回復アイテムの購入、助っ人への支払いで消費される。
５．パワー
戦闘において使用できる魔力的なもの。様々な場面で活用される。
戦闘開始時にＬＶとパワー初期値ＵＰスキルにより、設定される。
戦闘中に敵への攻撃行動をとると上昇する。上昇値は行動ごとに異なる。
戦闘中に以下の条件で減少する。
・ラストスペルを撃つ（１００まで減少）
・結界展開中に敵から攻撃される（２消費）
・融合モードになる（毎ターン４消費）
・ウルトラモードになる（毎ターン８消費）
・ウルトラモード・最終モード準備中にパワーが１００以下になる（０まで減少）
・最終モード発動の次のターン終了後（０まで減少）
・敵に撃墜される（パワー８消費）
パワーが高くなると、攻撃力も高くなる。
パワーを一気に消費するラストスペルの威力は絶大である。
パワーが１００以下になると、攻撃力・防御力が低くなり、使用できるコマンド
も少なくなる。
パワーが９０未満になると、戦闘中は復活不能になるため、気をつけてほしい。
なお、敵にはパワーという概念はない。
６．勢力
人妖が所属している組織勢力。所属していない場合は中立の協会派。
協会派と各勢力では以下の違いがある。
１）協会派
勢力通常マップならどこでも戦闘ができる。
ボスと戦う事ができない。
助っ人を依頼する事ができない。
２）各勢力
自勢力以外のボスと戦う事ができる。
自勢力マップでは戦闘ができない。
自勢力に所属する人妖に助っ人を依頼できる。
７．助っ人
自勢力から派遣されているパートナー。加勢してもらうには助っ人料が必要。
自勢力マップで依頼する事で、仲間にする事が可能。
ただし、自分よりレベルが高い助っ人は仲間にできない。
レベルの高い助っ人になる程、助っ人料が高い。
９．場所
東方酔狂宴は移動可能な場所は数十あり、非戦闘地域と戦闘地域に分けられる。
非戦闘地域は「博麗神社」「妖怪病院」「心の中」「稗田家」「香霖堂」「幻想協会」、
戦闘地域はそれ以外の場所でさらに通常敵マップとボスマップに分けられる。
ボスマップは通常敵マップから移動する事ができる。
＜非戦闘地域＞
１．博麗神社
勢力に関係なく、人妖達が集まって宴が開かれている場所。
ゲーム的にはラウンジの役割を果たし、主に雑談が行われるのもここである。
勢力戦の時点では博麗の巫女は魔法の森に住処を移し、自勢力を構えている。※
※追い出されたのか自分から出ていったのかは謎。
２．妖怪病院
妖怪病院は怪我をした人妖達が傷を癒す事ができる場所。
非戦闘時に「休憩」コマンドを実行する事で全回復する。
３．心の中
４８人の人妖、個々に持っている自分専用のつぶやき場所。
基本的に離脱して他の人妖が同じ位置に入ってくるまでは見られる事はない。
４．稗田家
主は稗田阿求。スキルの購入と所有スキルの確認ができる。
５．香霖堂
主は森近霖之助。回復アイテムであるお酒が購入できる。
６．幻想協会
主は酔月狂華。ゲームを進める上で必要な情報が得られる。
７．幻想協会
主は守人東子。ステージが進めば、守護を雇う事ができる。
＜戦闘地域＞
１．魔法の森
博麗派の拠点。勢力ボスは博麗霊夢。
２．人間の里
人里派の拠点。勢力ボスは藤原妹紅。
３．妖精の住処
妖精派の拠点。勢力ボスはチルノ。
４．紅魔館
紅魔派の拠点。勢力ボスはレミリア・スカーレット。
５．冥界
幽霊派の拠点。勢力ボスは西行寺幽々子。
６．八雲一家
八雲派の拠点。勢力ボスは八雲紫。
７．永遠亭
蓬莱派の拠点。勢力ボスは蓬莱山輝夜。
８．無名の丘・太陽の畑
妖花派の拠点。勢力ボスは風見幽香。
９．三途
閻魔派の拠点。勢力ボスは四季映姫・ヤマザナドゥ。
１０．妖怪の山
妖山派の拠点。勢力ボスは伊吹萃香。
１１．守矢神社
守矢派の拠点。勢力ボスは八坂神奈子。
１２．地霊殿
地底派の拠点。勢力ボスは比古明地さとり。
１３．天界
天界派の拠点。勢力ボスは比那名居天子。
１４．魔界
魔界派の拠点。勢力ボスは神綺。
１５．夢幻遺跡
夢幻派の拠点。勢力ボスは魅魔。
１６．夜叉荘
本編後半の舞台。妖怪達が住む由緒正しきアパート。管理人は夜叉宴。
１７．お菓子の国
妖精編のステージ前半。
１８．妖精の国
妖精編のステージ後半。
１９．夢の国
ボーナスステージ。
２０．決闘場
ＰＬ同志の戦闘ステージ。
２１．弾幕大会
修羅編のステージ前半。
２２．修羅の国
修羅編のステージ後半。
２３．悪魔の国
悪魔編のステージ前半。
２４．悪魔大戦
悪魔編のステージ中盤。
２５．天使の国
悪魔編のステージ後半。
２６．奈落の底
悪魔編のステージ完結編。
１０．戦闘コマンド
東方酔狂宴では以下の戦闘コマンドは駆使して、戦闘を行う。
１．弾幕攻撃
敵を通常弾幕で攻撃する。
敵がカウンタースペルだった場合、クリティカルとなりダメージが増える。
敵を攻撃する事でパワーが１増加する。
２．スペルカード
敵をスペルカードで攻撃する。弾幕攻撃よりダメージが大きい。
敵がカウンタースペルだった場合、ダメージが半減され、反撃される。
敵を攻撃する事でパワーが２増加する。
ハイパースペル準備時は威力が１．２５倍となる。
ハイメガスペル準備時は威力が１．５倍となる。
合体スペル準備時は合体スペル準備中の仲間の数に応じて威力が高くなる。
自爆スペル準備時は現在ＨＰの７５％のダメージを与える。
３．カウンタースペル
敵がスペルカードで攻撃してきた場合、そのダメージを半減し、反撃する。
通常弾幕に反撃はできない。
反撃する事でパワーが２増加する。
４．ラストスペル
パワーを限界まで消費して撃つ最強攻撃技。
消費するパワーが高い程強力になり、その威力は他の攻撃を凌駕する。
相手のあらゆる攻撃技を無効化し、敵に大ダメージを与える。
ＨＰが一定ダメージ減少するか、覚醒が発動する事で使用可能になる。
使用後、パワーは１００になる。（撃つ前に１００未満だった場合はそのまま）
１ターンのみパワーを爆発的に増加させる最終モードと組み合わせたラストスペル
はまさに最終奥義の名にふさわしいだろう。
上位技としてハイギガラストスペル、アルティマスペル（敵専用）等がある。
５．気合い避け
敵がラストスペルで攻撃してきた場合、気合いで回避し、反撃する。
６．防御
敵から受けるダメージを半減する。
７．結界
敵の攻撃を軽減する結界を展開する。既に展開済みの場合は解除する。
結界展開時は敵の攻撃を軽減する。敵に攻撃された場合にパワーが２減少する。
８．ハイパースペル準備
スペルカードの強化版、ハイパースペルを撃つ準備を行う。
９．合体スペル準備
スペルカードの強化版、合体スペルを撃つ準備を行う。
１０．特攻モード
１１．高速モード
弾幕攻撃、スペルカード攻撃、カウンタースペル攻撃の回避率が１０％アップする。
１２．最終モード
１３．融合モード
助っ人と融合したかの様な絶妙なコンビプレイを行う。
１４．全体回復準備
回復の全体版、全体回復を行う準備を行う。
１５．回復
回復アイテムであるお酒で、自分または仲間を回復する。
回復量は使用量に比例する。
仲間に使用する場合は対象に選択する必要がある。
仲間が戦闘不能の場合、本来の半分の回復量で復活する。
パワーが９０未満の仲間は復活できない。
全体回復準備時は本来の４分の１の量で全員のＨＰが回復する。
ただし、仲間を復活する事ではできない。
１１．スキル
稗田家で習得できるスキルは２０種類あり、スキルレベルが高い程効果も高くなる。
１．ＨＰ上限ＵＰ
２．初期パワーＵＰ
３．弾幕攻撃力ＵＰ
４．スペル攻撃力ＵＰ
５．カウンタ攻撃力ＵＰ
６．弾幕防御力ＵＰ
７．スペル防御力ＵＰ
８．カウンタ防御力ＵＰ
９．弾幕回避
１０．スペル回避
１１．カウンタ回避
１２．経験値取得率ＵＰ
１３．お金取得率ＵＰ
１４．自然治癒
１５．ダメージ吸収
１６．自力復活
１７．反撃効果
１８結界強化
１９．パートナー
２０．覚醒
スキルセットを購入すると、特定のスキルが比較的取得しやすい。
耐久スキルセット：ＨＰ上限率ＵＰ、自然治癒、ダメージ吸収、自力復活
攻撃スキルセット：弾幕攻撃力ＵＰ、スペル攻撃力ＵＰ、カウンタ攻撃力ＵＰ、反撃
防御スキルセット：弾幕防御力ＵＰ、スペル防御力ＵＰ、カウンタ防御力ＵＰ、結界強化
回避スキルセット：弾幕回避力ＵＰ、スペル回避力ＵＰ、カウンタ回避ＵＰ、初期パワーＵＰ
特殊スキルセット：経験値取得率ＵＰ、お金取得率ＵＰ、パートナー、覚醒
また上位スキルとして「ハイメガスペル」「光速モード」「究極結界」が存在する。
１２．補足説明
１．行動順について
戦闘の先行・後攻はランダムで決定された順に行われる。
